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マグネシウム表面処理の選び方


 マグネシウム合金は構造材として仕様可能な金属の中で最も軽量であり、比強度が高く、機械加工がしやすい理由で注目される材料です。ダイキャスト製品を中心に各分野に参入が進んでいます。マグネシウムは腐食されやすい金属なので、そのまま使うことはできません。現在マグネシウムの表面処理は化成処理、陽極酸化処理、めっきと大きく分けて3書類あります。またマグネシウムに直接めっき可能なめっきの種類は、一般的に無電解ニッケルめっき、亜鉛めっき、銅めっきが知られています。
 マグネシウムの表面処理を検討される場合、どの表面処理を選択するか問題になります。下表は各種マグネシウム表面処理の比較表です。
比較項目 めっき 化成処理 陽極酸化
電気伝導性 ×
ハンダ付け性 × ×
耐食性(塩水噴霧) 200時間以上 数十時間 数十時間
リサイクル 可能 可能 可能
環境 クロムフリー可能 6価クロムを含む クロムフリー
外観 装飾めっき可能 外観部品には不向き 発色可能
塗装 可能 可能 可能

 当社ではマグネシウムに直接無電解ニッケルめっきすることが可能です。無電気ニッケルめっき皮膜にない特性を求めるなら、さらに異なるめっきを施すことが可能です。たとえば電気接点などに使用する場合は最表層にハンダめっきをおすすめします。またハンダの鉛が環境に悪影響を及ぼすことを考えればスズめっきを選ぶことも可能です。

 現在、めっき皮膜で得られる機能をマグネシウムに与えることが可能です。このように、マグネシウム上へのめっき処理は用途によって、最表層を選択することでさまざまな要求に対応できます。

めっき皮膜の顕微鏡写真


※ この記事は1999年9月時点のものです。


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