亜鉛ダイカストへの無電解Niめっき

関連技術

品質向上の取組

めっき種別

亜鉛ダイカストへの無電解Niめっき


亜鉛ダイカストは形状再現性、寸法精度、大量生産性などに大変優れた製法ですが、反面、表面硬度向上(素材で100Hv~150Hv)や

対経年劣化など用途によっては性能改善を必要とする場合があります。特に寸法精度を守り表面の機能性を求められる場合は無電解Niを

ベースとしためっきが有効ですが、亜鉛ダイカストへの無電解Niめっきに対応しているメーカーは多くありません。

当社では亜鉛ダイカストへの無電解Niめっきに長年の経験があり、機能性を付与するめっきを各種取り揃えております。希望される性能・

品質に対し適切なめっきをご提案させて頂きます。


是非、活用をご検討下さい。

無電解Niめっきの種類

○ 無電解ニッケル・リン

  特徴:電気を使用しない為につきまわり性・均一性に優れ、複雑な形状に対しても膜厚制御±2μmで均一なめっきを行う事が出来ます。硬度は500Hvを有します。

○ 無電解ニッケル・ボロン

  特徴:酸化被膜ができにくい為に半田付け性が良く、硬度は750Hv程度と高い硬度を有しますので耐摩耗性も優れています。

○ 無電解ニッケル・テフロン(潤滑めっき)

  特徴:非粘着性が有り、離形性・撥水性・滑り特性に優れています。

○ 黒色無電解ニッケル

  特徴:光吸収率が高く反射防止が必要な精密部品・光学系の部品に最適です。

 

 

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