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金の色は何色?



  『黄金の輝き』と言われるように昔から金の色は、黄金の金特有の色調を持っています。一般に、金の色と言うと純金の
色よりも、赤みのある色や黄色の強い金色の方に、馴染みが深いと思います。
では金色はどんな色があるのか?そしてどうやって、いろいろな色を作っているのでしょうか?
金の純度を表示するのに「金品位」が使われます。金品位は金の色と関係が深く、合金として含まれる他の金属によって、異なった金色となります。ちなみに純金は黄金色です。
例えば、指輪やネックレスに打たれている【K18】は18金を意味しています。つまり18÷24=0.75となり、重量の75%が金そのものであるという証です。
古くから用いられているもので、karat(金位または金性のこと)があり、純金を24カラットとしてK24で表しています。金品位の呼称と金含有率は次のようになっています。


カラット 含有率(%)
14金(K) 54.2〜62.5
16金(K) 62.6〜70.8
18金(K) 70.9〜79.2
20金(K) 79.3〜87.5
22金(K) 87.6〜95.9
24金(K) 95.9以上


当社では、金めっき浴は24K薄付け(純金)と厚付け、ならびにK18(黄色の金めっき)フラッシュの、3種類の金めっき浴を使っています。K24薄付けめっき浴は、本工場と技研バレルめっき部門では主力のめっき仕様となっています。
日本の宝飾・装身具業界では、ほとんどの製品がK18(18金)もしくは24金めっきされています。
表の通り、24金以外は、合金として他の金属が含有されています。18金(金含有率75%)でも含まれている他の金属の種類、量によって色調が異なります。
例えば、カドミウムもしくは亜鉛の金属を純金に少し混ぜることで、色調は、わずかに緑がかった金色に変化します。

合金金属 色調
Cd(カドミウム)
Co(コバルト) 薄黄までの黄色
Cu(銅) 明るいピンク
In(インジュウム) 淡いイエロー
Ni(ニッケル) 白色までの薄黄
Pd(パラジウム) 灰色黄までの薄黄
Ag(銀) 白色までの緑
Zn(亜鉛)


純金は『黄金』色ですが、身の回りで目にする金は、商品の形や置く場所、身に着ける人の感性などによってさまざまな金の色を放っています。

同じ金めっきでも厚みの指定がある場合と、ない場合があります。指定がないものは、業界用語で「金フラッシュ」と呼んでいます。指定の色を出すのが品質基準となりますが、金の厚みを指定する場合は、金の厚みそのものが重要な品質となります。

当社は、短時間に厚みを測定できる蛍光X線膜厚計を装備し、めっき厚管理を徹底して、お客様の信頼を得ております。厚付け金めっきに限らず、信頼できる金めっきを提供するヒキフネをご用命くださるようお願いいたします。


※ この記事は1994年3月時点のものです。


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