|
リーン、リーン、リーン・・・ |
| 受付 |
「こんにちは、ヒキフネでございます。」 |
B社外注担当者 |
「そちらでは、ニッケルフリーという仕様のめっきができますか」 |
| ヒキフネの営業部員 |
「はい、やっております。ニッケルフリーというのは、ニッケルめっきを使わずにニッケルめっきと同等の光沢をだして耐食性を持つ、新しいめっき技術です。」 |
| B社外注担当者 |
「ニッケルめっきを使わずにそのような光沢や耐食性を持っためっきができるのですか」 |
| ヒキフネの営業部員 |
「真鍮や亜鉛ダイカストなどの素材上に光沢銅めっきをして、次にニッケルの代替合金めっきをします。その代替めっきの上に金めっきや銀めっきのような仕上げめっきをつけていきます。ニッケルを使用していないので、アレルギーの心配はありません。」 |
| B社外注担当者 |
「その仕様は、最近話題になっている検針器対策としても使えますか?」 |
| ヒキフネの営業部員 |
「対応できます。最近では、特に輸入品などの服飾品や寝具などの中への針の混入が問題になっています。そのようなトラブルを防ぐために工場出荷時に検針器を使って、針の有無を検査しています。この時に磁性を持つもの、例えば鉄、ニッケル、磁石などがあると反応してしまいます。検針器対策と言うのは、磁性を持たないもので、ボタンや金具などを作る必要があります。」 |
| B社外注担当者 |
「そうすると、ニッケルフリーは、ニッケルアレルギーに対し、装身具などでニッケルを用いないことを言う訳ですね。そして、検針器用は、素材からめっきを含んで磁性を帯びない材料を使って製品にする必要がある訳ですね。」 |
| ヒキフネの営業部員 |
「そうです。一般に検針器用の素材は、真鍮や亜鉛ダイカストが使われています。また、銅めっきと金めっきの間には、磁性を持たない無電解ニッケルめっきが1〜2μm施されています。ただ、ボタンなどへの無電解ニッケルは、検針器での検査方法によっては、小さな磁性をキャッチされNGになることがあるようです。予め検査内容を確かめておく必要があります。ニッケルフリー対策品には、もちろんこの無電解ニッケルめっきは使用できません。」 |
| B社外注担当者 |
「ニッケルフリー対策と検針器対策は同じように思っていましたが、使用目的が違って、かつめっき内容や素材の選定まで考える必要がある訳ですね。」 |
| ヒキフネの営業部員 |
「そうです。発注の際には、使用目的をはっきりとして、当社までご相談ください。ご要求にそっためっき仕様を提示させていただきます。」 |