銀の物性を紹介いたします。
白い柔らかな上品な色で、金と並び称されてきた銀ですが、日本の生産量は年間2300トン。そのほとんどが金、銀、亜鉛などの精錬の際の副産物として生産されています。年間の消費量は約3300トン、50%以上が写真のフィルムなどの感光用の硝酸銀に使われ、残りが貨幣、メダル、銀機、電気接点、めっき等に利用されています。
銀めっきの用途としては、装飾用と機能用とがあります。
装飾用としては、金めっきと同様に装飾品全般につかわれていますが、フルート等の管楽器に銀めっきをすると、音色がよくなったり、食器に銀めっきをすることで殺菌効果がでることなどの、利点があります。銀めっきの最大の欠点(特徴でもありますが)は、大気中の硫化物によって、黒変すること。残念ながらこれを防止する完全な方法は、現在のところありません。
焼付けタイプの透明樹脂で、確実にカバーすることが、最善のようです。
機能用としては、金属中最高の電気電導性を利用した重電、弱電の電極やスイッチ、接点、コネクターにと、広く利用されています。変わった用途としては、銀のもつ潤滑性や耐熱性を利用し、軸受やかん合部に厚付の銀めっきをすることもあります。
ヒキフネが装飾用銀めっきを始めたのが、昭和7年です。最も得意なめっきの一つです。装飾用途から機能用途まで、どのような銀めっきも可能です。
今年は銀色が流行色との話もあります。ご利用をお待ちしております。
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