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高耐食めっき(HIニッケルーSS)の提案

 耐食性の良いめっきには、いろいろと種類がありますが、価格・耐久性などで一長一短があります。
今回、提案するHIニッケルーSSは抜群の耐食性を持ちます。ニッケルめっきは電気ニッケルめっき、無電解ニッケルめっきなど耐食性の良いことで知られております。
 しかし塩酸雰囲気中では極端に弱点をさらけ出します。意外に弱いのです。ニッケルは有機酸にもとけてニッケルアレルギーを起こすことは良く知られています。
 このHIニッケルーSSは新しいめっきではありません。従来からステンレスめっきと呼ばれる、耐食性に優れためっきがあることは知られていましたが、厚いめっきが出来ず実用化されていなかったのです。どんなに耐食性の良い皮膜でも、薄いと皮膜にピンホールがあり、そのピンホールを通して下地のめっきや、金属がおかされてしまうのです。
 例えば金めっきは耐食性に優れためっきとされています。しかし高価であることから、一般的には薄いめっき(0.02μ :1μは1mmの千分の一)が使われています。仮に、この0.02μの金めっきを、素地からペリペリと剥がしたとすると、金めっきの薄い皮膜のピンホールを通して、向こう側がピンク色に透けて見えるはずです。だからそのピンホールからニッケルが溶け出して、イヤリングなどでニッケルアレルギーが起こるのです。
 無電解ニッケルめっきも高耐食であることは知られています。確かに皮膜は高耐食なのですが、これもピンホールが多いのです。したがって、2〜3μのめっきでは耐食性を保証することは無理なのです。
 当社のHIニッケルーSSは厚付けが出来るのが特徴です。下表はその性能です。

耐薬品・耐食性試験評価表

めっき種類 膜厚  硝酸浸漬 硫酸浸漬  塩酸浸漬  塩水噴霧試験
HiニッケルSS  0.2μm
無電解ニッケル  10μm × ×
銅+ニッケル Cu5μm ×
Ni5μm 
条件  ――― 50%硝酸
10分
50%硫酸
30分
濃塩酸
30分
200時間

※ 耐食試験の塩水噴霧試験は、鉄板を使用。その他の浸漬テストは、真鍮板を使用


お問い合わせはつぎにお願いします。

(株)ヒキフネ技研
営業 宇田川 中山
TEL 03−3695−5787
FAX 03−3692−6152
パンフレット:PDF形式ファイルもございますので、ご利用下さい。)


※この記事は2001年5月時点のものです。


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